世界は暗くて滲んでいく空だ 雨がポツリと、またポツリと 煙草の煙を吹かして僕は 濡れた靴を踏んだ
幸せを運ぶ青い鳥は 毎日毎日呟くのさ 「正しい、僕は正しい」って、本当に?
幸せなんて形ないものに縋って生きて 平和な世界で何を望む?これ以上望むか? コンビニから消えた僕のビニール傘は 誰を守ってるの?
世界一不幸な美少女だって 最後は笑って幸せそう …本当は最後まで見届けてないよ さよならするのが怖い
幸せを運ぶ青い鳥は 毎日毎日呟くのさ 「違うよ。それは違うよ」って、うっせえ
幸せなんて望んで生きて何が楽しい? こんな世界で何を誇る?なんにもないのに コンビニで買ったビニール傘は風で壊れ 誰も守らない
「幸せなんて脆いものは 誰かの不幸で成り立つのさ」 …それだけが人生じゃないはずだ
幸せなんて望んでないときにいくらでも来て 適当すぎる理由をつけて「世界一不幸だ」 コンビニで買ったタバコで狼煙を上げりゃ 空は晴れていった
僕は歩き出した