Windows環境でMCPを導入して触ってみる

2024-12-23

やること

  • Windows11 で
  • Claude も何も入ってない状態から
  • MCP を触りにいく

導入

Claude for Desktop

まず、Claude for Desktop を入れないことには何も始まらないのでインストール。

インストールしたらログインして、Claude を使えるようにする。

Node.js

Node.js も必要なのでインストールしてください。
この記事では Scoop で導入しているので、
場所とバージョン確認だけします。

node -v
Get-Command node

おそらく
C:\Users\★\scoop\apps\nvm\current\nodejs みたいに出ると思います。

Claude 開発者コンソール

Claude の開発者モードを有効にする必要があるので、
開発者登録を行います。
下記から開発者アカウントを作成してください。
Build with Claude \ Anthropic

MCP サーバー

管理者権限で PowerShell を開いて、コマンドを入力します。

npm install -g @modelcontextprotocol/server-filesystem

インストールしたら、インストールした先のパスが必要なので、先程入力した node の場所から下記のようにたどると、ファイルを確認できうと思います。

../node_modules/@modelcontextprotocol

このパスを拾って、%APPDATA%\Claude\claude_desktop_config.json を作成し、これを下記のように設定します。

  • ..\\@modelcontextprotocol\\server-filesystem\\dist\\index.js となっているところは絶対パスで設定するので、先程拾ったパスを設定します。
  • パスには / でなく \\ を使用しますので注意が必要です。
  • C:\\ にはアクセスしたいディレクトリを設定します。
  "mcpServers": {
    "filesystem": {
      "command": "node",
      "args": [
        "..\\@modelcontextprotocol\\server-filesystem\\dist\\index.js",
        "C:\\"
      ]
    }
  }

Claude を再起動する

システムトレイから Claude を再起動します。
単純にウィンドウを閉じただけでは消えません。

再起動すると、チャット欄にトンカチのようなマークが表示されます。

image

つかってみる

まずは、テストがてらテキストファイルを作るように指示します。

デスクトップに「こんにちは」と書いたテキストファイルを作成してください

指示するとこのような画面がでてくるとおもいます。

Allow for This Chat を押下します。

デスクトップを確認すると、確かに「こんにちは」と書いたテキストファイルが生成されました。

おわりに

今回はとりあえず導入からお触りをするところまでやりました。
自然に指示するだけでファイルができていたので正直びっくりです。
Windows95 から PC 触ってるので、進化したもんだなあとひしひし感じます。

参考