Twitterで委任機能を使って複数アカウントを楽に運用する
はじめに
Twitter もとい X で複数アカウント運用してる人って結構多いと思います。
僕もその一人なのでこんなにアカウントがあります。
ところで、こんなにログインするの大変じゃない?って思いませんか?
実はこれ、ログインしてるアカウントは 1 個だけです。
このアカウントだけ。
で、全部のアカウントにある程度のところまでアクセスできる。
- ツイートする
- DM 見る
- 通知見る
- TL 見る
日常使いならそのこの程度で十分です。
なんか変なツール使ってるのかなと思ったかもしれませんが、
なんとこれ、純正である機能しか使っていません。
では早速、複数アカウントを楽にするための一歩を踏み出していきましょう。
注意
- Web 版、もとい PC での話です
- スマホアプリ版からは楽にならないので諦めてください
- 早く実装してくれイーロン
委任機能についての理解
本記事では委任機能とひとくくりにしますが、その委任機能とはなんでしょうか?
これは簡単に説明すると、自分のアカウントの権限を別のアカウントに付与することができる、ということです。
先程の画像をもう一度出しますね。
僕の場合、5 個のアカウントは @_Sotono
に権限を委任している形になります。
このとき、ログインしているアカウントもまた @_Sotono
になります。
@_046lab
には他アカウントの権限を何も付与していないので@_046lab
にログインした場合、このアカウント郡にはアクセスできなくなります。
ちょっとややこしいのでまとめます。
委任機能を使うと、ひとつのアカウントのログインで複数アカウントにアクセスできます。
委任機能でできることとしては以下が挙げられます。
- ツイート
- DM の閲覧
- リストの閲覧
- タイムラインの閲覧
- いいね、リツイート (リポスト)
- 検索
など…
以下、@_Sotono
にあたる権限が付与される受け手のアカウントを「主アカウント」@_046lab
にあたる権限を付与するアカウントを「従アカウント」とします。
委任機能の弱点
主アカウントからのログインを一回するだけで、
複数の従アカウントからの発信ができる委任機能ですが、
弱点ももちろんあります。
それは、従アカウントは一部の権限だけを付与しているということです。
主から従を覗いている場合、できないこととして以下が挙げられます。
- 設定の変更
- プロフィールの変更
それぞれ見ていきましょう。
設定の変更はできない
画像は主から従を覗いている場合の設定画面です。
僕の場合、5 個のアカウントは @_Sotono
に権限を委任している形になります。
このとき、ログインしているアカウントもまた @_Sotono
になります。
@_046lab
には他アカウントの権限を何も付与していないので@_046lab
にログインした場合、このアカウント郡にはアクセスできなくなります。
ちょっとややこしいのでまとめます。
委任機能を使うと、ひとつのアカウントのログインで複数アカウントにアクセスできます。
委任機能でできることとしては以下が挙げられます。
- ツイート
- DM の閲覧
- リストの閲覧
- タイムラインの閲覧
- いいね、リツイート (リポスト)
- 検索
など…
以下、@_Sotono
にあたる権限が付与される受け手のアカウントを「主アカウント」@_046lab
にあたる権限を付与するアカウントを「従アカウント」とします。
委任機能の弱点
主アカウントからのログインを一回するだけで、
複数の従アカウントからの発信ができる委任機能ですが、
弱点ももちろんあります。
それは、従アカウントは一部の権限だけを付与しているということです。
主から従を覗いている場合、できないこととして以下が挙げられます。
- 設定の変更
- プロフィールの変更
それぞれ見ていきましょう。
設定の変更はできない
画像は主から従を覗いている場合の設定画面です。
明らかに設定が少ないことがわかりますね。
ちなみのこのセキュリティ~の項目も表示されている一つしか設定ができません。
プロフィールの変更はできない
これが通常の画面です。
主アカウントに関しては制限がないのでプロフィールの編集とか色々できます。
ですが、主から従アカウントを覗いている場合、従アカウントの表示は若干違います。
プロフィールを編集、というボタンがないことにお気づきでしょうか。
そうです、プロフィールの変更ができないので、定期的にプロフィールを変えたりしている人は注意が必要です。
変えたい場合は、従アカウントでちゃんとログインする必要があります。
委任機能を設定する
というわけで早速委任機能を設定していきましょう。
今回のゴールは @_046lab
にログインした状態で @_Sotono
が覗けるようになる、にします。
つまり、主アカウントが @_046lab
、従が @_Sotono
になります。
主の設定を変える
主アカウントにログインし、設定を変更します。
セキュリティとアカウントアクセスからアカウント権限の付与を選択します。
すると、下記のような項目が現れます。
この、他のユーザーがあなたをアカウントに招待できるようにする の
スイッチをオンにしておきます。
すると、項目が増えるので、次は**すべてのユーザー~**を選択しておきます。
最終的に以下のようになると思います。
従から主に権限を付与する申請を出す
次に従アカウントにログインします。
セキュリティとアカウントアクセスからアカウント権限の付与を選択します。
今度は、下の方にある「あなたがアカウント権限を付与したメンバー」を選択し、
下記のような画面を出します。
メンバーを招待、をクリックして、主アカウントを探します。
@ID で探すのが多分早いです。
アカウントを見つけたらクリックします。
どちらを選んでも良いので好きな方を選んで、招待を送信をクリックします。
権限の申請を許可する
主アカウントに戻り、
セキュリティとアカウントアクセスからアカウント権限の付与を選択します。
今度は、下の方にある「あなたにアカウント権限が付与されているアカウント」を選択し、
下記のような画面を出します。
アカウントが自分のだと確認できたら、チェックマークを押して申請を許可します。
確認
画面左下のアカウントスイッチャーから確認することができます。
委任アカウントを使うときの注意
従アカウントを除いている状態で、他のアカウントにログインすることはできません。
一度主アカウントに戻してから、他のアカウントにログインしましょう。
X Pro で真価を発揮する
この委任機能、実は X Pro を使うときに真価を発揮します。
通常、X Pro で列を追加するときはログインしているアカウントの情報しか表示できないのですが、
委任機能を使うと主アカウントにログインしてるだけで従アカウントの情報を列として追加することができます。
こんな感じですね。
この使い方ができるのは大きいと思います。
もちろん、X Pro からも主アカウントから従アカウントへツイートすることもできます。
おわりに
この機能、周りに知っている人いないかなと思って聞き回ってみたんですが、
10 割知りませんでした。
せっかく用意してある機能なので存分に活用しましょう。